標高600メートル、由布岳の北側塚原高原は、青く澄んだ自然のカンバスに訪れた季節の色と香りが溢れています。さわやかな風薫る春、深緑の眩しい夏、秋はススキが夕日にきらめき、冬には真っ白な雪が一面に広がります。爽快感あふれる空気と開放感にみたされる景色に癒されながらゆったりとした時に身を任せてみませんか。きっと、あなたの心を魅了する空間がそこに広がるはずです。
由布、鶴見の連山の山麓に広がるなだらかな丘陵が連なる大草原。古くから牧場が開かれ、大分県における畜産発祥の地でもあります。雄大な土地を利用し、野草の地を立派な飼料畑に造りかえ、塚原牧場として牧歌的な風景を現在も見ることができます。由布岳山麓の自然豊かな地で自家栽培の牧草を与え自給飼料にこだわり、丹誠込めて牛を育てています。搾りたての牛乳や自家製アイスクリームは、新鮮な牛乳特有の濃厚な味わいが楽しめます。
塚原温泉は、強い酸性度を示し、全国第2位の強酸性の泉質で、日本3大薬湯の一つとして知られています。源泉で玉子をゆでると、3時間でカラが溶けてなくなります。そのため、温泉玉子は伽藍岳火口の噴気で約20時間ゆっくりと蒸し上げ、温泉成分を充分にしみこませて作っています。これだけ強い酸性の等張性温泉は類が無く、非常に貴重なものとされています。